UNISON HAWAII |
自分への愛をすすめる会会報 |
2002年6月5日 |
NO.9 VOL.1 |
ご無沙汰しております。3ヶ月も経ってしまいました。この会報の形態を少し見直した方がいいようですね。無理なことはやっぱりできない、そういうことなんでしょうね。いかに無理なくできるか、考えてみます。
さて、ちょっとうれしかった話。おとつい新しい棚を買いに日曜大工屋さんに行きました。組み立て式のものでセットになるものを購入しようとしたのですが、私の欲しいサイズには棚の数がひとつ足りず、ふと見た表示に、「足す棚だけもあり」ってあったんで、これだと思い店員さんに聞いてみると、2枚入りのものしかないって言うんです。一枚だけ欲しいんだけどと言うと、板を売ってるところがあるから、そこで切ってもらったらっていうんで、行ってみました。厚みが若干厚いんだけど、確かに同じ色で、切ってくれるって言うんで、それじゃっていうんで、切ってもらおうとしたその時、ふと、棚を支えるパーツはあるのかしらと思い、切ろうとしてるその人に尋ねると、ないって言うんですよ。えっ! それじゃ、困るから、ちょっと待ってってことで、ほかのセクション行って、店員さんみつけて聞いてみました。(ここ巨大な店で結構行ったり来たりが大変なんです。)その男性は聞きたいことあるんだけどって言うと、返事をしないで、人の顔をじっと見てる。不安がつのる。大丈夫かなと思いつつ、棚を支えるパーツは?って言うとそこに一種類だけあったものを「これで全部行ける」って言う。ますます不安がつのる。そこで、組み立て式セットを購入し、棚を一つ加えたいというと、今度はその周辺にあるすでにカット済みの板を見ながら、サイズは?って言うんで、11 5/8 インチというと、ここにある12インチで大丈夫だって言う。7、8ミリも違ったら入らないというと、その人、でもそのサイズはおかしい、って言うんです。もう、ものすごく不安になってくる。その内だんだんとその男性も理解しはじめてきて(きっとこの人は新人さんだったんじゃないかな?)切ってもらえばいいと言い出し、それならいいかと思ったんです。そして、問題のパーツを近くにあった同じメーカーさんのものに差し込んでみると、やっぱり合わない。今度はそのパーツのセクションに行くと、いろんな種類がある。そこで一サイズ小さいのを選んで試すと今度はOK。じゃ、これでいいやって思ってると、なぜかその男性が、考え込み、長さはいいけど、幅が3ミリほど大きいなぁと言い出す。そうすると、棚を入れた時、それだけ飛び出すことになる。それを切るのは料金かかるし、ペイントが割れるかもって。そうなると、仕方ないなぁって、2枚入りのもの買うかってことになったんです。その方が、サイズもぴったりだし、パーツはパーフェクトだし。一枚余りになるけど、いつかまたこういう棚をもう一つ買ってもいいかもしれないし、なんて思いつつ、ふらふらと他を見てると、園芸のコーナーがあり、土でも買ってこようかなと思って、どこにあるか女性の店員さんに聞くと、外の方よって、さっきの男性の店員さんとは正反対に感じがいい。そして彼女なぜか、急に「ブーゲンビリアもってる?」って言うんです。私、確かに持っていて、それもこの人そのことを知っているかのような言い方に聞こえて、この人はサイキック?なんて鳥肌立ってしまったんです。そして言うには、ブーゲンビリア用のいい肥料ができてそれのサンプルさし上げますって言うんです。次に出た言葉もびっくりで、花が咲かなくなったら、トリムして、古い枝を切ったりするといいんですよ、って。うちのブーゲンビリア(ちなみに「ブーチャン」というんですが)葉っぱはものすごい立派に育っているんだけど、お花が3個4個くらいで、どうしちゃったんだろうって思っていて。しかし、なんでこの人は全部知ってるわけ?って。肥料を受取りながら、「ありがとう。ところで、あなたはサイキック?」なんて言ったら、「私も普段はこんな風に言わないんだけど」と彼女自身も驚いた顔をしていました。でも、必要なものはちゃんと来てくれる、それを受取っていいと自分をOKしていれば、っていうのを見させてもらった気がしました。土をゲットした後キャッシャーに行くと、若い男性の人で、例の2枚入りの棚の値段をマグネット・ディスクで読み取らせようとするとうまく行かない。(マグネット?って、私も初めて見たんで、じっと見てたんですが。)そこで、電話で値段を聞きはじめると、よく双方分からない雰囲気。そして最後に「$4.99」って言うんですよ。でもそれ$14.99だったんです。それで、私は安いのは構わないけど、$14.99だったんだけどって。10ドルもだまって得するのは罪悪感でしたから。そうしたら、その彼は、でも$4.99って言われたからいいよ。お客さんさえ文句なかったらって言うんです。そりゃ文句あるわけないでしょ!って。余分な板買ってちょっと高い買い物かなと思ってたんです、実は。だからやった!って。これも求めることはそうなるってことかしらと、喜んでいました。パーキングにカートを押して自分の車まで着いた時に、やさしそうなちょっと年の上の店員さんが来て、荷物入れてあげましょうって、トランクに入れてくれました。組み立てセットとかっていうのは重いんですよ。がんばって、持ち上げなきゃと思った矢先でした。なんだか、一連のことが流れに乗ってやってきたかなと、とてもうれしくなったんです。
自分を認め、愛すと、自分が良い人生を送っていいと本心思えるようになり、それが幸せを招いてくれる。だから、やっぱり自分を愛すことが一番だと思ってしまうんです。もちろん、「痛いところ」がなくなったわけじゃないですが。その日も車で走っていると、後ろからクラクション鳴らされて「私何したって言うのよ?」って怒ってる私もちゃんといて、それでいいってことなんだ、を認めることこそが、自分を愛することなんだなと、改めて思いました。今の私のそのままをその一日は見せてくれたなと思ったところでした。
さて、上記を書いてから日が経ち、今日はもう10日。昨日その棚を作ったんです。コンパクト・ステレオを乗せ、その周辺のCDやテープを整理するために買ったんですが、CDとかってあまりかさがなく、3段のつもりを4段にできたので、余分と思っていた棚を結局は使う事になりました。本当にうまく行くものです!
と言うことで、今回はこれで会報とさせてもらいます。日本での自愛学の模様や過去のものに対しては、また書きます。
LOVE
さちこ
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